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日本サッカーへの提言 
提言1. アウェーチームに対する選手紹介とリプレイ映像
Text:木村 裕文

 今回のワールドカップは、サッカーの面白さ、楽しさを多くの日本の人が体験するよいチャンスとなった。再開したJリーグも韓国ほどではないにしても観客動員数が増えたようだ。
 そこで、今後、サッカーを見てみようと会場に足を運ぶサッカーファン(多くのにわかサッカーファン)のためにも以下のことを提言したい。

 Jリーグの試合では、試合前の選手紹介にホームチームとアウェイのチームで選手紹介の方法にわざと差別をつけている。アウェイのチームは名前だけをさらっと紹介し、ホームのチームは顔写真つきで演出もつける。露骨なホームチームへの肩入れである。対戦するアウェイチームの紹介でも同じように紹介してもらえないだろうか。敵チームといえども最初にどんな相手と戦うのかを見ておきたいという気持ちはする。
 また、サポーターのほうも最初の選手紹介のときに、いきなり相手チームの選手紹介でブーイングしないで、最初は拍手くらい送ってあげたいものだ。アウェイのサポーターは遠路はるばる、敵地のスタジアムに足を運んでくる。応援も少ない。そんな心細いサポーターたちを暖かく迎えられないものだろうか。彼らも会場や町に少しでもお金を落として行ってくれるお客である。しかも、せまい日本のことで、熱心なサポーターだけでなく、たとえば、カシマでアントラーズ対ジュビロの試合があれば東京のジュビロファンも足を運ぶ。ましてはレイソルとアントラーズとなれば千葉県人のファンも二分されるはずだ。ボームゲームでホームの地域のサポーターだけでは会場は、満員にならないことは多い。(もちろん例外はあるのだが・・・・・・)より多くの人、サポーターだけでなく、サッカーを見ようと、より多くの人に足を運んでもらうような楽しい会場の雰囲気を作って欲しいと思う。

 もう1つ、アウェイチームが入れた得点のリプレイ映像を是非、流して欲しいと思う。ホームチームにとっては悔しいことだが、サッカーの得点は一瞬で決まる。すばらしいゴールシーンをもう1度見たいと思うのにアウェイチームのゴールシーンはリプレイしてくれない。それはなんともやりきれない感じがする。せっかく会場まで足を運んできたのに家に帰ってからテレビで確認しなければならないなら会場に行かないほうがよくなってしまう。会場に足を運んだほうが、テレビでみているより試合は面白いんだ、ということを見せ付けて欲しい。

 この2つの提案は、いずれもできることだ。しかも、ワールドカップの期間中、観客が受けていたサービスのひとつだ。観客はゴールシーンやファウルシーン(韓国ではリプレイしていた)をやはり確認したい。会場に来ている醍醐味を味あわせて欲しいのだ。  当社には熱心な市原ファンがいて彼に話したところ、そんなことはとんでもない。アウェイのチームにそんなサービスをしたらホームチームのサポーターからクレームが入るか暴動すらおきかねないと言う。
 確かにその側面はあると思うが、私はサッカーの面白さを会場で満喫できる道を選びたい。審判も鍛えられるではないか。ファウルシーンのリプレイは選手の反則や審判のミスジャッジも明らかになる。両者とも緊張するし、マッチコミッショナーの責任も問われてくるだろう。サービスは緊張感も提供するが、Jリーグのレベル向上と観客動員の向上に役立つ道だと私は考えている。
どこかの会場から、せめてアウェイチームのゴールシーンのリプレイ映像からでも実施してもらえないだろうか。せっかく会場に足を運び始めた人たちのためにも・・・・・・・。

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